【エアコン不調?】天カセエアコンの「ドレン異常」エラーが出たときの応急処置
最近は猛暑日が続き、エアコンもフル稼働の季節ですね。
そんな中、「あれ?エアコンが止まった…」なんてトラブルに遭遇していませんか?
特に業務用でよく使われる**天井カセット型エアコン(天カセ)**で多いのが、「ドレン異常」というエラーです。
このエラーが出るとエアコンは停止してしまいますが、とりあえず動かすための応急処置がありますので、今回はその方法をご紹介します。
◆ ドレン異常ってなに?
「ドレン」とは、エアコンの冷房運転時に発生する**結露水(排水)**のこと。
これを室外に排水するために「ドレンポンプ」や「ドレン配管」が使われています。
この部分に詰まりや故障があると、水がうまく流れずエアコンが止まってしまうのです。
◆ 主なエラー番号はこれ!
メーカーによって表示は違いますが、どれも「ドレン異常」です。
- ダイキン:A3
- 三菱電機:2502
- 日立:01
- 東芝:P10
これらのエラーが出た場合、原因としては以下が考えられます:
- ドレンポンプの故障
- ドレン配管の詰まり
- ドレンパンやポンプの汚れ
- 室内機内部の汚れ
◆ 応急処置の方法(※一時的な対応です)
本来は清掃や部品交換が必要ですが、すぐには修理できない…でもどうしても使いたい!という場合は、以下の方法で一時的に動かすことが可能です。
🔧手順:
- ドレンパン(排水トレイ)のキャップを外す
→ 室内機のフィルターがついている部分を開けると、ドレンパンという発泡スチロールに小さなゴムキャップがついています。 - たまっている水を手動で抜く
→ 水をバケツなどに出して、排水を一時的に解消します。 - 再度運転してみる
→ エラーが解除され、しばらく動く場合があります。
⚠️あくまで応急処置のため、根本的な解決には清掃や修理が必要です。
◆ まとめ
この時期、エアコンはフル稼働するため、不具合が出やすくなります。
「ドレン異常」のエラーが出たら、今回の応急処置を試してみてください。
ただし、安全のためにも早めに専門業者による点検・清掃を行うことをおすすめします。
何かお困りごとがあれば、当社までお気軽にご相談ください!


